お疲れ様です。ラミーです。
私は今とある専門商社で営業マンとして働いているんですけど、仕事柄ドイツに行くことがちょくちょくあります。
ただ、私の会社はものすごい少数でやっているので、ちゃんとした研修みたいなやつは全くありませんでした。
当然ドイツに行く際もちゃんとした研修というのはありませんでした(笑)
ドイツに行く理由
私の仕事は海外の機械を扱っています。そして、機械が完成すると製品がちゃんと作れるかどうかを確かめるために現地に行き、稼働確認をします。
それでちゃんとお客さんが求めているものを作ることができれば、晴れて機械を出荷することができます。
通常はお客さんと一緒に現地に行って仕事をする機会がほとんどなんですけど、よりによって私が最初に担当した案件に関しては、お客さんはドイツには行かないというところでした。
というわけで、会社から言われたことは、
「それじゃあ一人でドイツ行ってきて!」
マジで…orz
いざドイツへ
というわけで、行ったことのないドイツのメーカーに単独で乗り込むことになりました。
この機械を日本に出荷していいかどうか判断をするという責任重大な仕事を、会社に入って一年たらずのやつがお客さんなしで一人でやっていいのかという気持ちがとても強く、かなり不安な状態でドイツに行くことに。
航空券を取る前に、どれくらいでこの仕事が完了できそうかをメーカーに聞いたころ、
メーカー「この機械だったら2日もあれば終わるよー」
と言われました。
しかし、社長にこのことを相談したところ、
社長「いや、お前気をつけろよ。2日で終わると言われても、念の為もう一日予備日を作っておいたほうがいいぞ。」
と言われたため、「まぁ、スムーズに終わったら一日観光でも行くかー」なんて思ってたんですけど、いざ始まってみたら、
全然スムーズに進みませんでした。(チーン)
なにがまずったって、お客さんが要望している仕様とメーカーの仕様に認識のすれ違いがあり、製品うんぬんよりそこが大問題になりました。
※今思うとスムーズに行った試し一回もない
いくらメーカーの営業担当にそこを変えてくれって話しても、
「だめ、ここは絶対に変えられない。ここを変えたら補償なくなっちゃうよ」
と脅され、お客さんからは、
「いや、この仕様では日本に機械を入れられません。絶対になんとかしてください!!」
といわれ、こっちは完全に板挟みという一発目から最悪なシチュエーションでした。(商社あるある)
結局揉めに揉めてどうにもなくなり、会社に電話してどうしたらいいかとと泣きついた結果、
メーカーの社長と交渉しろという結論になりました。←さらにハードル高い
交渉の場
ということで、最終日の午前中、この日の昼過ぎには飛行機に乗らないと行けないという時間の限られた中で、メーカー社長と交渉することに。
私「この仕様では認められないから変更してください。前回と同じ仕様にしてください。」
※お客さんは数年前に同じ機械を買っているため、それと同じにしてほしい。
社長「いや、これはもう契約の段階で決まってるから、変えることはできないよ。数年前に社内のルールが変わったんだ。ここを変えたら補償がなくなるよ」
ラ「いや!そんなルールが変わったなんて契約のとき言ってないじゃん!そんなルール変更なんて知らないよ!!そっちの都合でしょ!!!なんとかして!!!!」
社長「…わかった。今回だけは特別にそちらの要望に合わせるよ。ただ今回だけな。」
勝ったーー!!!!!(ノ*゚▽゚)ノ ウォォォォォン
初めての交渉で、初めて勝利を得た瞬間でした。マジで頑張った俺。
今思うと一発目でよくこんなのやりきったな…(笑)
まとめ
今となっては海外出張も慣れて、お客さんと海外で仕事をすることもいっぱいしてきましたが、今振り返ってみるとこのときは何もかもが初めてで、とにかく緊張していたのを今思い出しました。(内容は無茶苦茶だったけど)
海外系のエピソードは他にも色々あるので、思い出したら書きます。
以上!!\(^o^)/
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