お疲れ様です。ラミーです。
先日、夫婦でおこなった不妊治療に関して記事を書かせて頂きました。
無事に奥さんの妊娠が成立した後に、
出生前診断というものがあるのを知りました。
とりわけ、同じ職場の人も近しいタイミングで奥さんが妊娠されていて、
その方も出生前診断を受けていらっしゃいました。
その方が受けたのはNIPT検査というもので、
99.9%の確率で染色体異常を見つけることができるというものでした。
出生前診断を受けて、
その結果が万が一悪い方向に出た場合を考えた時にどのような決断をするべきか、
ということで非常に悩みました。
また、私の奥さんも検査を受けること自体にかなり抵抗感がありました。
ただ、どのような結果であれ、
事前になにかが知れることが一つの経験になると思い、
今回出生前診断を奥さんに受診してもらうことになりました。
OSCAR検査
今回奥さんに受診してもらったのは、
OSCAR検査というものです。
NIPT検査と比べると確率は下がるのですが、
それでも90%の精度があると言われています。
NIPT検査は血液検査で調べますが、
OSCAR検査は血液検査プラス首のむくみの高さで測定をします。
また、NIPT検査は陰性・陽性という検査結果ですが、
OSCAR検査は確率で検査結果を伝えられます。(1:1000など)
OSCAR検査に同席
今回奥さんに実施してもらったのは、
OSCAR検査+超音波検査でした。
今回受けてもらった検査で、
初めて自分の子供をエコー検査で見ることができました
まず、首のむくみを超音波検査で映る画像から測定します。
お腹の赤ちゃんはかなり動き回るので測定がかなり難しそうでしたが、
ポイントをとらえて画像を大きくして、首のむくみの高さを測定していました。
基準が2.5mmを上回ると染色体異常の可能性があがるらしいのですが、
今回の画像診断では首のむくみは1.2mmでした。
また、今回は超音波検査も併せて実施したので、
手足が問題なく形成されているか
脳がちゃんと形成されているか(無脳症ではないか)
背骨がちゃんと形成されているか
内蔵はちゃんと形成されているか
心臓の動きに問題はないか
目の水晶体があるか
これらの項目をかなり細かく診てもらいました。
今の医学の発達がすごいというか、
コンピューターの性能がすごいのかという話なのですが、
心臓の脈が3Dで表示されていたのはかなり驚きました。
その後、今の赤ちゃんの映像が4Dで表示されました。
(ちょっと怖い)
超音波診断においてはとりわけ大きな問題はなさそうですという診断結果となりました。
で、そのあとに奥さんは採血を行い、診断終了。
検査結果は3日後以降と言われたため、帰宅。
検査結果
1週間後、検査結果を受け取りに再び病院に行きました。
前週に実施した超音波検査と、
血液検査の結果を組み合わせて出た結果がこちらでした。
21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー全てで1/100000という結果となりました。
OSCAR検査ではこの三つの染色体のみ検査を行うので、
その他の染色体異常に関しては検査することができません。
ただ、NIPT検査では様々なプランがあり、
プランの内容次第では他の染色体異常なども検査することができるみたいです。
最後に
今回OSCAR検査というのを奥さんに受診してもらいましたが、
出生前診断を受けるということ自体に賛否両論があるというのも事実です。
もし障害がある可能性が極めて高い場合どうするのかというのは非常に難しいテーマです。
ただ、この検査を受けてるべきではないかというとそういうことではなく、
結果を事前に知ることで構えることができるというのもあると思いました。
出生前診断が今後どれくらい復旧するのかはわかりませんが、
こういう検査があるということを一経験者としてお伝えすることができたら本望です。
以上
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