お疲れ様です。ラミーです。
今回一戸建てに引っ越し駐車場を設けることができたので、車を購入することにしました。
ただ、私はバイクを乗っているときからMT車に乗っていたので、車もMT車を買おうと思い、
フィットRS(GE8)のMT車を購入しました。
過去にもこれに関連した記事を書いているので、よければそっちも読んでください。
車を購入してからかれこれ1ヶ月くらい経ったので、久しぶりにMT車を運転した人間の視点から書いていこうと思います。
MT車の購入を少しでも考えている方がいれば、こういう人もいるんだなくらいで読んでいただきたいです。
納車の日はグズグズ
契約してから数週間後、納車の日を迎えました。
ただ、ここで一抹の不安が。
はたして問題なくマニュアル車運転出来んのか?
教習所を卒業したのがかれこれ10年くらい前なので、MT車に乗るのもそれくらい。
AT車は仕事でずっと乗ってきたのでどうってことないんですけど、今回はそうも言ってられない。
気持ち的には、
「バイクはずっとMT車乗ってきたからなんとかなるっしょ」
という軽い気持ちで車屋さんから出発したら、
「ヴォーーン!!」 ガクンガクン!!!
めっちゃ下手くそな発進
我ながら引くくらいの空ぶかし&盛大なノッキングかましました。
バイクではずーっとMT車乗っていたのでおんなじ感覚で運転すれば問題ないだろうと思っていましたが、その考えは全くの間違いでした。
半クラッチの感覚が全然違う。手で操作するよりも足で微調整するのは難しい。
というわけで、全然ダメダメの納車でした。
最初の難関は車の発進
AT車とMT車での大きな違いはクラッチ操作があるかないかです。
AT車では発進のときはアクセルを踏めば不自由なく加速しますが、
MT車の場合はクラッチ踏んでアクセルを少し踏みながらクラッチを半分くらい戻して半クラにして、車が動き出したら少しずつもどしていくという糞めんどくさい動作を行う必要があります。
この半クラの位置というのは、車によっても癖が異なってくるので、
こればっかりは本当に慣れるしかないと痛感しています。
最初は本当にエンストしまくります。
ちょっと路上走るだけでもうまく発進することができないので、エンストしてしまわないかと思うと緊張して、車を運転するのが億劫になります。
(そのせいで最初MT車を買ったのを後悔しました)
ただ、何回も運転していると、だんだん半クラッチになるポイントがわかってくるので、エンストする確率はだんだん減っていきます。
YouTubeで運転動画を見るのおすすめ
MT車買ってから色々と初心者運転講座的な動画を見漁り、これらの動画はとても参考になりました。
YouTubeにはMT車の運転講座やドライブ動画が結構たくさんあります。
それらの動画は足元のカメラがあることが多く、どのようなタイミングでクラッチを切っている・つないでいる等を見ることができます。
ただ、動画を観ているだけではどうしてもうまくならないので、やはり車を自分で運転することが一番の近道です。
とにかく少しの時間でも運転する。
これにつきます。
バック駐車
最初に訪れたのは自宅の駐車場に入れる際のバック駐車です。
AT車であれば、バックする際はブレーキペダルから足を離せばクリープ現象でスーッと動き出すため、ブレーキの踏み加減だけで速度調整ができました。
ところが、MT車の場合はそうもいきません。クラッチを使って半クラで調整しなければなりません。
私はこれが非常に不安でした。果たして半クラしながらアクセル踏んで調整なんてできるのかしらと。
当然ですが初めて自分の車を駐車場にいれるときは全然うまくいきませんでした。
うちの駐車場は若干傾斜がついているので、それなりにふかさないとのぼることができないんですけど、
その加減が全然うまくいかなくて、
ウォーーーーーーン!!
と、だいぶやかましくエンジンをふかしてしまいました。
車はアクセル無しでも発進できる
ただ、バックをする際は半クラッチだけでも車を動かすことができる(アイドル発進)ということを知ってから、だいぶ楽になりました。
クラッチの上げ下げがAT車のブレーキ調整に似ているような感じで、細かい微調整ができます。
駐車方法に関してもYouTubeで参考になる駐車の動画を探しました。
私の中で一番参考担ったのはこの動画です。
これが一番わかり易いです。これのおかげでかなりバック駐車はやりやすくなりました。
段差はかなり厄介
我が家の駐車場には中途半端な段差があります。
この段差を登るとき、普通の発進のようにアクセル少し踏んで半クラッチにすると、エンストします。
今まで車庫入れの段差でこんなに苦労するとは思いませんでした。
AT車だったらアクセルをブーンと踏み込んでしまえば終わりだったので、
こんなにMT車だと段差が難しいとは。。。
なので、車庫入れをする際はアクセルを多めに踏み込んで、半クラッチにすると登ります。
(それでも結構車ガタガタ揺れるけど)
坂道発進は最初は焦るけど、いずれ慣れる
MT車で一番嫌われるのはこの坂道発進。
MT車で免許をとった人はこれが一番キライだという人も多いハズ。
この坂道発進、久しぶりにやりましたけど本当に焦ります。
なんたってブレーキから足離しただけで勝手に車が後ろに下がるからね。
信号待ちで後ろにビタ付けされたら溜まったもんじゃない。
そんで、ある時まぁまぁな上り坂の途中で坂が来たんですけど、まじでこのときは
後続車来るな
と祈ってました。
ただ、そんな願いも虚しく後続車が3台くらい並んで、坂道発進をすることになりました。
結局、このときは教習所で習ったサイドブレーキを使っての坂道発進をして、なんとか問題なく発進することができました。
坂道発進は最初のころは結構焦るんですけど、車の発進に慣れてくると多少後ろに下がっても余裕を持って発進することができるようになりました。
ただ、あまりにも坂の勾配がきついときは、後続車がいるときはサイドブレーキ引いておくのがベストです。
あとは、後続車に「MT車です」ということを知らせるのもかなり有効です。
私は今の車にこのステッカーを貼っています。
このステッカーを貼っていると、こころなしかそこまで車間距離を詰められないです。
たまにおじいさんとかは結構車間距離詰められますが、それは別に悪気はないと思うので、それ以外はほんとに少ないです。
MT車は運転できるようになると楽しい
慣れないうちは「AT車は楽でよかったなぁ。。。」なんて思っていましたが、
MT車の運転に慣れてくると、「なんか運転楽しくなってきたぞ!」という気持ちに変わってきました。
MT車はAT車にはないギアを変えながら運転するという操作があるため、自分で車を操っているという感じがすごくいいです。
AT車も楽に運転できるので、それはそれでメリットですが、ギアチェンジはすべて車で行うため、運転しているという感覚でいうとMT車のほうが数倍上です。
これはMT車を運転するようになって再認識しました。
日本の車はほぼすべてがAT車ですが、近年MT車もわずかながら人気になってきていますね。
マツダは車のラインナップに積極的にMT設定を入れているので、そういうところもMT車の復権のきっかけになってきていると思います。
もしMT車を乗れるような環境だったら、一度MT車に乗っていただきたいです。
そう思えるくらいMT車の運転は楽しいです。
というわけで、今回はこのへんで。また車関係の記事を書く機会があれば投稿します。
以上!!\(^o^)/
コメントを残す