中古住宅を購入する場合はホームインスペクションを実施したほうがいい

お疲れ様です。ラミーです。

 

中古の一戸建てを購入するっていうのは結構ギャンブル要素もあるもので、

いざ買ってみたら雨漏りがひどかったとか、シロアリに食われていたみたいな話もたまーに聞きます。

 

そこでおすすめしたいのが、購入する前に一度「ホームインスペクション」を実施するということです。

 

このホームインスペクションは実施するに当たり10万円くらいかかりますが、

これをやるとやらないでは安心度がかなり変わってきます。

 

また、家を購入する前に瑕疵保険というものに加入すると、

築20年以上の家でも住宅ローン控除を受けることができます。

 

瑕疵保険に入るためには一度検査を受けて直すべきところは直さないといけなかったので、

その検査の意味も込めて実施することにしました。

 

というわけで、今回は実際に実施した中古物件のホームインスペクションに関して記事を書いていきたいと思います。

依頼したところ

今回依頼したホームインスペクション屋さんは、「さくら事務所」というところです。

 

ここは実施件数がものすごいたくさんあるというのを謳い文句にしていましたし、

実施件数も多かったので、ここで依頼することにしました。

 

今回実施したコースは、基本のホームインスペクションに、床下点検と屋根裏点検を追加したコースを行いました。

 

 

お値段120,000円!

 

ただ、ホームページでも書いてありましたけど、数千万円の買い物なのに、重大な欠陥が発覚したらテンション爆下がりなので、この値段でリスクヘッジできるならやっておきたいと思いました。

検査箇所

ここのホームインスペクションは調査項目が多いそうです。

 

外壁、屋根

最初は家の外観部から。

この家は建てられてから一度も壁の塗り直しや屋根の塗り直しは行われていなかったため、きっとだめだろうなとは薄々感じておりましたが、

 

 

 

 

やっぱりだめでした。

 

 

 

 

基礎や外壁はひび割れが結構多くあり、直した方がいいという指摘を受けました。

ひびの隙間が0.6mm以上あると結構やばいと言われましたか、幸い0.3mm以下のひびだったため、そこまで大ごとではないでしょうとのことでした。

 

ひび割れで一番目立っていたのが、配管周りやサッシと周り。

ここからひびが入って、水が入り込むというのが多いらしいです。

 

とりあえず外壁は塗り直さないとだめですね。

水道メーター

駐車場にある水道メーターを確認。

 

万が一水道管が壊れてるとかしてて漏水が発生していると、使ってないのに水道メーターが回っていることがあるということで、念のため確認。

水道メーターはちゃんと止まっていたので安心しました。

一階ダイニング、和室

続いて、家の中の検査を開始。

ここでは床鳴りをチェック。

ギシギシ言ってたら床が痛んでいるとのことでしたが、一箇所だけ床鳴りするところがありました。

ただ、ここに関しては別にそんな大きな問題ではないですねということでスルー。

 

和室に関しては、柱から水染みがあるのを発見。

 

これが屋根から来ているとしたらやばいということで、二階検査の時に要チェックとなりました。

お風呂場

風呂場は水がちゃんと問題なく流れるかとか、風呂場の天井の点検口を開けてチェック。

なかなか点検口が開けられなかったので、おそらく初めて開けられたと思われます。

 

実際に中を見てみると、配管の間に水染みが発生していました。

ただ、この水染みは屋根からではなく外壁から来ているであろうとのことでした。

配管が壊れているというのも特にありませんでした。(安心)

二階洋室

続きまして、二階の部屋へ移動。

二階は3部屋あるので、それぞれ見ていきます。

 

部屋自体は特に大きな問題もなく兼ね良好でした。

 

ちなみに、和室の水染みに関しては雨除けと外壁の隙間から水が入っていたのではないかという結論になりました。

一階、二階床の傾き確認

続きまして、床の傾きを確認。

もし建物が全体的に6/1000以上傾いていると、瑕疵保険に入れないため、住宅ローン控除を受けることができません。

 

この傾きを補修しようとすると家全体をジャッキアップしないといけないような大作業になるため、

傾いてたらもう諦めるほうが適切ってくらい大変です。

 

実際にレーザー測定器で測ってみると、2階の一部が5/1000程度傾いました。

ただ、家全体が傾いているわけではないので、この点は問題ないでしょうとのこと。

天井裏点検

続きましては、屋根裏点検口から天井裏を点検してもらいます。

屋根裏の点検口の入り口が結構狭いので、「こんなところに人入るのかよ。。。」と思いながら見てたんですけど、うまいこと中入って点検していました。

 

結果として、中の組み付けなんかはちゃんとしてたし、大きな欠陥はありませんでした。

ただ、一部水染みがありました。この水染みは外壁からくるものだろうとのことだったので、屋根からの雨漏りではありませんでした。

 

天井裏なんて普通の人はまず見ないので、こういうところの点検は大事ですね。

床下点検

最後に床下点検口から床下を点検します。

床下に潜るときは防塵服を着てから中に潜っていました。

正直床下の高さなんて50cmくらいしかないんですけど、そんな隙間から点検していたので、「さすがだなぁ。。。」と思いながら見ていました(笑)

 

点検結果としては、一部基礎の立ち上がりにヒビが入っていたということで、そこは修繕をしたほうがいいという指摘を受けました。

 

あとは断熱材が落下していました。これも修繕したほうがいいといわれました。

 

 

 

うん、なかなかひどいね。

 

 

 

一番心配していたシロアリの被害はありませんでした。

 

20年くらい前の家だと床下点検口がない家が結構ありますけど、

 

床下点検口は本当に必要です。

作業終了

こんな感じで各項目をかなりじっくりと検査して頂き、無事に終了となりました。

結果としては致命的な問題はありませんでした。

 

兎にも角にも、外壁と屋根が20年間一度も手を加えていないので、まずはそこから早急に取り掛かる必要があるということがわかりました。

 

最後に簡易チェックシートにサインをして、作業終了。

調査にかかった時間は4時間16分でした。

 

調査報告書

この点検を実施してから4日後に点検レポートを写真付きで送ってくれたんですけど、

そのレポートの分量がなんと、

 

 

65ページ

 

 

 

出力してみたらなかなかのボリュームでした。

 

内容は写真付きで細かくレポートしてくれています。

 

 

まさかこんなにしっかりとレポートを書いてくれるとは思わず、関心してしまいました(笑)

 

まとめ

今回始めてこのようなホームインスペクションを実施しました。

今回は不動産屋さんも立会のもと実施しましたが、買主側がこのようなホームインスペクションを実施したのは初めてだったと言われました。

中古住宅買うのに欠陥があったら怖いので結構やる人いるのかなと思ってたんですけど、案外そんなことなかったんでびっくりしました。

 

ただ、この検査結果で問題ないということがわかりましたので、

この家を購入することに決定しました。

 

ホームインスペクションは家を買う前に実施することを強くおすすめします。

これをやるとやらないではその後の気持ちがだいぶ変わりますよ。

 

以上!!\(^o^)/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

ラミーです。 名前の由来はボールペンのLamyから取ってます。でも使っているボールペンはシェーファーです←え 自由気ままに好きなことをブログで発信しています。 主に記事で書いているものは、ゴルフ・プログラミング・料理・旅行・などなどです。 ヨーロッパもよく行くので、その際も記事を更新しようと思ってます。 本当に自由に書いているので、統一性は一切ございませんので、ご了承ください。 以上!