お疲れ様です。ラミーです。
私はX JAPANのファンを高校1年生の頃からファンで、かれこれ十数年は聞いてます。
最近、ToshlとYOSHIKIがいっぱいテレビに出てくれているおかげで、X JAPANの知名度が結構上がっている気がします。
ただ、
ToshlもYOSHIKIもバラエティ出過ぎ!!!
ここまで来ると、もはやバラエティタレントのようになってしまって、ファンとしてはなんか複雑。。。
こんだけバラエティめちゃめちゃ出てるんで、本業のアーティストって部分が若干薄れているんじゃないかと危惧しているんですけど、X JAPANってものすごくいい曲がたくさんあるんです!
なので、X JAPANってこんな素敵な曲があるんだよ!っていうのを紹介したいので、聞いてほしいX JAPANの曲を紹介しまーす!!
紅
おそらく、X JAPANといったらこれ!っていうくらい有名な曲。
最近は高畑充希さんがdocomoのCMで紅を熱唱してましたね。これで紅がより有名になったかと思います。
このCMに関してYOSHKIが質問を受けた際に、「この曲は今から30年くらい前に作られた曲なんですけど、それが今でも歌われているのはとても嬉しいです」と言っていました。
まず、この曲のポイントは、1分半のギターソロと、サビ後のドラムソロです。
初めて聞いたときは、「ギターソロやけに長いな。。」と感じました(笑)
ドラムソロがある曲というのは当時の自分はものすごく新鮮で、この曲でXに興味を持ちました。
(ただ、当時はまだXは漠然的に怖いという印象があったので、本格的に好きになったのはもう少し先でした)
あとは、この曲のサビがものすごく耳に残ります。
紅に染まったこの俺を 慰めるやつはもういない
↑どんな状況やねん(笑)
ていうツッコミが入る可能性ありますが、メロディーと相まってものすごく耳に残る。「くーれないー♪」って感じで。
私の中で一番おすすめの紅は、1994年12月31日に行われたドーム公演「白い夜」の中で演奏された紅です。
紅はヒットナンバーなので、ライブの際は必ず演奏されるんですけど、このときの紅はとにかく、
速い!!!
YOSHIKIが冒頭からかなり飛ばして、最初HIDEがギター遅れぎみになっちゃってる。
ただ、そのあとは巻き返してずっと速いテンポで演奏を続けます。
この1994年のコンサートでYOSHIKIは右腕に包帯をぐるぐる巻いているんですけど、実は12月29日にYOSHIKIはリハーサル中にステージから落下して、大怪我しました。
(後のインタビューで、ドラムを一発打つごとに激痛が走ると言ってました)
開催が危ぶまれましたが、中止をせずに開催を強行したという経緯があります。
ただ、紅の中にToshlソロがあるんですけど、このときにYOSHIKIが一度倒れ込み、演奏が中断されます。ただ、このときにToshlが急遽アドリブでもう一度紅のサビを歌い、その後YOSHIKIはドラムに戻り、演奏を再開しています。
あまりに辛かったのか、曲の終わりでシンバル叩くときスティックぶん投げてる。
余談
話が脱線しますが、Xがインディーズの頃の紅はもっとスローテンポで、今みたいな疾走系の曲ではありませんでした。歌詞も今のとは違いますし、ギターソロも全然別物です。ドラムソロは若干違いますが、当時からありました。
この紅は一度ボツになっているんですけど、後々HIDEがXに加入した際に、「紅やろうよ!」と言ってHIDEとTaijiでアレンジをして、今の紅が誕生したというエピソードがあります。
というのも、HIDEがまだXに入る前にXのライブを観たときに、この紅のサビがものすごく印象に残っていたそうです。HIDEも当時「くーれないー♪」という音がすごく耳に残っていたそうな。
X
この曲はメジャーデビュー1作目「BLUE BLOOD」に収録されてます。
個人的にはこの曲が一番好きです。何百回も聞いてます。イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、ギターソロ、アウトロ、
全部かっこいいです!
この曲は「Xジャンプ」というサビのところで会場のお客さんが一斉に「エーックス!(乂Д・)」ってジャンプすることです。
最高に楽しいです!
東京ドームでコンサートやるときは、約6万人が一斉に飛びますからね。コンサートのときは文京区が震度3くらい揺れたとか。
(これが災いしてか、X JAPANは2009年の東京ドーム公演以来、ここでコンサートを行っていません。おそらく東京ドーム出禁食らったかもしれない。。)
一番おすすめは、1997年のThe Last liveのときのXです。ほんとにこれで終わりっていう感じがありありと感じます。
当時、YOSHIKIは「このコンサートが終わったらもう死んでもいい」と思っていたほどにこのコンサートですべてをぶちまけていたそうです。
この頃からYOSHIKIは首にヘルニアを抱えているため、コルセットをしてドラムを叩いているんですけど、このXの最後の最後では、コルセットを外してドラムを叩いています。
ほんとに死ぬ覚悟でドラムを叩いていたんだろうなという気迫が伝わっています。
コンサート終わったあとに紅白歌合戦の出番もあったんだけどね←
余談1
このXという曲も紅と同じくとても古い曲で、Xがインディーズの頃から存在しています。実際に当時デモテープも作っていたんですけど、このときに当時のXが入っています。
ただ、このXは今のXとほとんど変わっていません。歌詞もおなじです。ただ、
Toshlの声がめちゃめちゃ高い!!!
HIDEが昔YOSHIKIと対談したときにToshlのことを話していて、「あのときのToshlめちゃめちゃ声高かったよね。怪鳥ロプロスみたいな感じ(笑)」と言ってました。
怪鳥ロプロスってなんだと思ったらこんなやつだった↓
余談2
Xのアウトロはツインギターで進行するんですけど、昔のデモテープを聞くと、アウトロは全然違う内容になっています。
実は、Xがまだインディーズの頃に「Stop Bloody Rain」という曲を演奏していました。
この曲もすごくカッコいいんですけど、残念ながらボツになりました。なんでボツになったのか。。。
ただ、この曲がボツになったから、Xにこの曲のアウトロを引用したんだと思います。
ただ、この曲は一個問題があって、
なんて歌ってるのか全っ然わかんない!(笑)
YOSHIKIとToshlにこの曲について今どう思っているのか聞いてみたいなぁー
Silent jealousy
この曲はXのメジャー2作目のアルバム「Jelousy」で発表された曲です。
この曲は初期のXの代名詞と言ってもいいくらい最高のナンバーです。
曲の長さは約7分と結構長いんですけど(Xの曲は基本的に長い)、それを長いと感じさせないくらいあっという間に聞き終えてしまいます。
この曲は最初YOSHIKIのピアノから始まって、そのあとに一気にドラムのフィルでバーン!と開けます。
(ライブでは一曲目からこの曲をやることもあるので、そのときはピアノなしで始まります)
また、この曲はギターソロのメロディーがとてもかっこいいです。HIDEとPATAのツインギターで進行し、hideの速弾きやライトハンド奏法が冴え渡ります。
ただ、個人的に一番のお気に入りは、曲の終盤に入るYOSHIKIのフィルインがとてもいいです。
Silent jelousy 夢に落ちて 抱きしめる 記憶を ←のところ
曲の途中でこんなドラムが目立つ箇所いれるのかよ!!!
っていうのがすごく衝撃的だったのを覚えています。
で、そのまま勢いをずーっと落とさないままフィナーレに向かいます。
最初から最後までずっとかっこいいです。
これを若干26歳で作ったYOSHIKIは本当にすごい。
おすすめの動画は、1993年12月30日のX JAPAN Returnsで一発目に演奏されたSilent Jealousyです。
このときのメンバーの格好はビジュアル系らしさが残っており、Toshlの頭もトサカのように立ち上がっています。(この日でToshlはこの頭をやめますが)
1992年1月のコンサート以来なので、2年弱ぶりのコンサートなので、気合の入りっぷりが違います。ToshlのMCがかなり攻撃的です(笑)
余談
余談ですが、このときはベーシストのHEATHが加入して初めてのドーム公演です。
(ちなみに、HEATHの初演奏は1992年の紅白歌合戦です)
初めてのテレビ出演と初めてのライブがこんなビッグなことってありえんやろ(笑)
Rusty nail
近年、テレビでX JAPANの紹介がされるときに流れる曲で圧倒的に多いのがRusty nailな気がしてなりません。なにかで紹介があるたびに「どれーだけー涙をー流せーばー♪」ってよく聞きます。
この曲はXとしては結構めずらしい曲の構成をしています。
まず、シンセサイザーを使用していて、イントロはシンセから始まります。
このシンセサイザーの静かめな始まりから一気に盛り上がる感じがしっくり来たのか、1994年12月31日のコンサート(白い夜)から復活以降までかなり長い期間のオープニングナンバーを飾っていました。
あと、原則YOSHIKIはピアノは生音を使用するという絶対的なこだわりがあります。
実際にバラードを演奏するときはYOSHIKIはピアノを演奏し、ドラムは録音の音源を流します。
この曲に限ってはコンサートのときにはピアノが録音の音源が流れます。ここでピアノを抜いてしまうと、曲の構成がさすがによくわかんない感じになっちゃうからだと思います。
個人的におすすめな動画は2008年のX JAPANの復活コンサート「破壊の夜」で演奏されたRusty nailです。
幕が開いた瞬間に、YOSHIKIは泣きそうになったのか上を向いてドラムを叩いてます。
当時のToshlは洗脳されていて、Xの復活はほぼ不可能と言われていましたが、それが実現して再結成を遂げました。
この復活の瞬間というのはほかのライブ映像とは一線を画していると思います!!!
余談
私はこの2008年の「破壊の夜」に参戦して、実際にコンサートを観に行きました。
ただ、この日は6時30分開演だったにも関わらず、6時30分になってもまだ開場すらしていませんでした。こんときは外は雨も降っていて、時期も3月ということもありすこし寒かった記憶があります…(笑)
で、なんだかんだで開演したのは20時半くらいでした。私の席の近くの人は、開演前に急いで会場から出ていき、そのまま戻ってきませんでした。おそらくその日のうちに帰らないといけなかったからなのかも。。。
最終的に、この日のコンサートはART OF LIFEを最後に演奏して、YOSHIKIが気絶するという演技で終了しました。
後日、この件に関してYOSHIKIが釈明し、ART OF LIFEの際に登場させたHIDEのホログラム演出のセッティングに時間がかかり、開場が遅れてしまったとのことでした。
でも、このホログラムは出てきたときは衝撃でした。私は当時バックステージのHIDE側の席だったんですけど、HIDEのホログラムがでてきたとき、
あれ?あそこにHIDEいるじゃん!!!
とめちゃめちゃ興奮しました。
それからしばらくして、僕が配達関係の仕事をやっていたんですけど、そのときの仲間が当時このコンサートの設営スタッフをやっていた人でした。
その人曰く、そもそも設営自体がだいぶ遅れていたみたいで、元の原因はそこから始まってたと言ってました。←おい
BLUE BLOOD
この曲はXのメジャーデビュー第一作目で作成された「BLUE BLOOD」というアルバムに収録されています。また、初期のXのコンサートではBLUE BLOODで始まることが多かったです。
この曲はXの中でもかなりスピードが速いほうなので、疾走感ありありです!
この曲はその他の曲と違い、開始していきなりツーバス連打で始まるところです。いくら初期のメタル全開の曲でも、フィルインから始まってからツーバスドコドコなんですけどね。
(Vanishing loveとか、I’ll kill youとか)
YOSHIKI曰く、「体が温まっていないのに、いきなり全力疾走するようなもの」みたいなことを言ってました(笑)
また、この曲のサビはハイハット16部音符で進行していて、哀愁を漂わせるような感じを醸し出しています。
初期のXの曲ではハイハット16部音符を使う曲がいくつかあります。
(Vanishing love、Weekendなど)←これらの曲もすごくいいですよ!
あと、この曲はベースのアレンジがすごくよくて、ベースがどんどん前に出てきます。
個人的に一番聞いてほしいのは、1991年にやったX with オーケストラでのBLUE BLOOD。
このコンサートではTaijiのベースがより強く鳴っていて、かっちょいいベースラインを堪能できます。
ただ、この曲は元々オーケストラは入ってないんですけど、このコンサート用に無理やり入れたような感じが否めません。。。(笑)
余談
この曲は再結成後一回だけ演奏されています。
2008年にZepp Tokyoで行われた年越しコンサート「X JAPAN COUNTDOWN GIG 〜初心に帰って〜」で演奏されました。
このときの盛り上がりは半端なかったと思います。なんせ最後にXで演奏したのは1993年の年越しコンサートだったので、15年ぶり!
このコンサートめっちゃ行きたかったんですけど、当然のごとくプレミアチケットになり、行くことができませんでした。。。orz
Weekend
この曲もX JAPANのコンサートでは定番曲になっています。
この曲は全部で3種類あります。
1.アルバムバージョン
2.シングルバージョン
3.95年ドームバージョン
1に関しては、アルバム「BLUE BLOOD」に収録されております。
曲の構成はストリングスは一切入っていなく、ロックバンドらしい曲の仕上がりで、ギターソロに関しても一番難しそうな仕上がりになっております。
このバージョンはライブではごく初期にしか演奏されていません。
2に関しては、BLUE BLOODの曲がシングル・カットされたんですけど、Weekendもシングルカットされました。
この曲からストリングスとピアノが追加されて、曲調がこてこてのロックから少し変わりました。
鏡を見つめながら震える体に〜
↑この部分から曲調が変わり、ストリングスのみになります。その後にYOSHIKIのドラムのフィルから再び大きく盛り上がります。
初期のXではこのバージョンがよくコンサートで演奏されました。
WeekendはCD音源の中ではピアノが入っていますが、Rusty nailのときに書いたように、YOSHIKIは原則ピアノは生音で演奏するので、Weekendの演奏ではピアノは入っていません。
3に関しては、1995年のダリアツアーで実施された東京ドーム公演で初めて演奏されました。それ以降、Weekendを演奏する際はこのバージョンで演奏されています。
変更点はこちら↓
1)イントロがギター始まりではなく、Toshlの「ウィーケンウィーケンウィーケンウィーケン・・・」というエコーのかかったToshlの声から始まる
2)曲のキーが半音上がっている
3)ギターソロが変わっている
4)「鏡を見つめながら〜」のところがストリングではなくYOSHIKIのピアノのみで演奏される
もしかしたらほかにもあるかもしれない…
余談
このWeekendのPVのテーマは「自殺」なんですけど、メンバーがPVの中で色々な要因で死亡するというストーリーが描かれます。
ただ、このPVのときにToshlだけは死なないんですけど、1993年12月30日のX JAPAN Returnsで演奏されたWeekendで、Toshlは射殺されるという演出がされます。
この演出のあと、Toshlはトレードマークだった髪の毛を逆立てたヘアスタイルをやめて、髪の毛をおろしています。
(本当はこの年のミュージックステーションのスーパーライブで髪の毛おろしてるんだけどね)
Rose of pain
この曲はアルバム「BLUE BLOOD」に収録されています。
この曲ってもっともっと評価されていいと思うんですけど、あまり演奏されないせいか、なかなか注目されなくて悲しいです。。。
Rose of painは、バートリ・エルジェーベトというハンガリーの貴族の実話を元に作られた曲です。バートリ・エルジェーベトは鉄の処女(アイアン・メイデン)という拷問器具を発明した人でおなじみ。
この曲は長さでいうと11分以上あるとても長い曲です。
また、この曲はバッハのフーガト短調をフィーチャーしており、かなりクラシック要素が濃い曲に仕上がっています。
曲の流れとしても、前半の静と後半の動がはっきり別れてメリハリがついています。11分という長さを全然感じません!
この曲がバンドバージョンで最後に演奏されたのは1992年の「破滅に向かって」で、それ以降は演奏されていないです。
多分、曲が長すぎてYOSHIKIの体力的にしんどい。。。
一番オススメの演奏は、「X with オーケストラ」で演奏されたバージョン。
オーケストラもパイプオルガンもピアノも生演奏!
こんな贅沢なRose of painはない!!
※曲のテンポはYOSHIKIのせいでめちゃめちゃ速い
このコンサート今のX JAPANでまたやってくれないかなー。絶対チケット取ってコンサート行くわ。
バンドバージョンではこの曲は長らく演奏されていないですが、1994年にHIDEとPATAとToshlの3人でギター3本で演奏したこともあります。これもとてもかっこいいです。
2009年にはToshlとPATAとHEATHでギター2本とベース1本で演奏したこともありました。
X JAPANはバラードもいい!!
ハード系の曲ばっかり紹介しましたが、Xの曲はバラードもすごくいい曲が多いんです!!
というのも、YOSHIKIは幼少期からピアノを習っていて、クラシックに精通しています。そのクラシックの要素を作曲に活かしているので、バラードもすごく綺麗な曲がたくさんあります!
なので、バラードでおすすめの記事も後で書こうと思います。
X JAPANはこれ以外にもいい曲がたくさんあるので、ぜひ興味を持った方は聞いてみて!!!
以上!!\(^o^)/
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