お疲れさまです。ラミーです。
いまさらですが、第二種電気工事士の技能試験(2回目)を昨年12月に受験しました。
その内容を忘備録として記事にします。
技能試験1回目
去年の夏に第二種電気工事士の試験を受けたという記事を書きました。
ただ、筆記試験はなんとかぎりぎりパスしたんですけど、
そのあとの技能試験対策をしないといけなかったんですけど、
技術屋でもない自分がまさかの一夜漬けで対策をしました。
ただ、当然そんな人間が器用に工具を使うことができるはずもなく、
前日に練習しても全然要領よくできませんでした。
電気工事士の技能試験は事前に公表されていて、
1番から13番まであります。
公表問題を丸一日かけて、できたのは1番から7番まででした。
7番が終わった段階で夜中の2時になっていたので、
8番から13番は複線図だけ練習をして本番に挑みました。
そして、7月に出た試験問題は、8番でした
この瞬間、自分はもう終わったという感情でいっぱいになりました。
ただ、なんとかベストを尽くして時間内に形にはできたんですが、
思い返せば欠陥がいくつかあり、案の定不合格でした。
技能試験に不合格だった場合、1回だけ筆記試験が免除になります。
最初はもう諦めようかと思っていたんですが、
せっかく勉強したんだしということで、再挑戦することにしました。
電気工事士技能試験対策
今回はちゃんと練習をして挑もうと思い、
数週間前から練習をすることにしました。
教材はYoutube
練習の際は基本的にはYou Tubeの動画を見ながらやりました。
最初に見ていたのはホーザンの社員さんがやっているチャンネルで、
公表問題1番から13番まで丁寧に説明してくれます。
前期試験のときアマゾンのKindleで読んでた技能試験の本だったんですけど、
この説明は色々な工具を使っていました。
ただ、このホーザンのビデオだと、
長さを図る、配線切る、被覆をむくという作業を基本的にはホーザンのケーブルストリッパーで行ってました。
今までは長さを図るのはメジャー、配線切るのはペンチでやっていたため、これらすべてを一つの工具でできるというのを知ったときは本当に目からうろこだったのと、自分の無知具合にがっかりしました。
準備不足の最もたるものでしたね。
なにを言わんとしてるかというと、この工具は試験で使用するときはめちゃ時短になるため、最高でした。
複線図を描かない
また、試験の際に複線図を書くと時間が取られるので、
最終的には複線図を描かない方法で対策をするようにしました。
そのときに使用したのが下記リンクのチャンネルです。
このビデオは複線図を描かないで作業を行うことを想定して作成されています。
実際にこのビデオを行いながら技能試験の勉強をしていくと、
なんだかんだで複線図書かなくてもやってやれないことはないなということを思い知りました。
このビデオを技能試験1週間前までに徹底的に見まくって、
全試験問題そつなくこなせるようにしました。
(ただ、No.11だけは材料の調達がめんどくさくて練習しませんでした)
試験日当日
当然ですが、電気工事士技能試験に出題される問題は、試験開始前の材料配布の際に判明します。
このときに支給されている材料が足りているかどうかの確認の際に、どの問題が出題されるのかがわかるのです。
去年の春に受験した際は、出題されたものがよりによって一回も練習したことないやつで撃沈しましたが、
リベンジマッチの出題問題は、No.5でした。
この問題は200V電源が使用されているやつで、緑のアース線がでてくるやつでした。
最初出たときは「あれ?どんなやりかただったっけ?」と一瞬迷いましたが、
手を動かしながら考えていくと、「あぁ、そうだそうだこんな感じ」と手際よく進められました。
今回は複線図を描かないずに単線図だけをみて作業を行った結果、試験開始から25分で完成させることが出来ました。
前回の技能試験の時は全部完成するのに35分かかっていたので、ほとんど見直しもできない状態でした。
今回は試験終了まで15分も時間があったので、これでもかっていうくらい見直しの時間を取ることが出来ました。
もし複線図を描いていたらそれだけで5分くらいはかかるので、それがないだけでもかなり大きかったなと痛感しました。
結果
試験自体はかなりうまくできたし、何度も見直しをしたので欠陥はないんじゃないかと思っていましたが、
やはり結果がでるまでは非常に不安要素が高かったです。
結果が出るまでの1ヶ月はずーっとドキドキしていました。
1か月後にネットで合格者の発表があったので確認したところ、
やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
なんとか2度目の正直で合格することができました。
自信はありましたが、やはり合格の文字を見るとうれしいです。
これで人生で2個目の国家資格を得ることが出来ました。
(1個は運転免許)
まとめ
今回無事に第二種電気工事士を合格することが出来ました。
1回目の試験からの反省点としては、未経験の癖に一夜漬けでテストに挑んだことです。
技能試験は練習量がものを言うので、工具もまともに使ったことない人が一夜漬けでうやってやろうなんて無理。絶対に無理。
今回2回目の試験で、いかに練習量が大切なのかというのを痛感しました。
とはいっても、今回は1週間で1通りの問題は練習できたので、
まじめにやれば1-2週間くらいで練習量は事足りると思います。
最初の1問、2問は慣れない道具を使うので難しく感じるかもしれませんが、
問題をこなしていくうちにだんだん慣れてきます。
また、1-13問と結構問題は多いですが、やる内容の60-70%は同じことをやります。
なので、あまり恐れる必要はないと感じました。
自分みたいな文系出身の人間でも電気工事士は合格できるので、
もし興味ある人はぜひチャレンジしてほしいです。
電気工事士の資格を持っていれば、家のコンセントの増設、照明スイッチの交換、インターホンの交換、分電盤の交換、ダウンライトの新規設置・交換等を自分で施工することができます。
(もちろんここは技術力がいりますが。。。)
1月に合格通知もらっておいていまだに免状交付してないですが、
免状を受けたらまずは自宅の照明スイッチの交換からやっていこうと思います。
以上!!\(^o^)/
コメントを残す